貫板交換工事
皆様こんにちは。代表の原田です。
今週は雨が続いておりますね・・・
関東は梅雨入りしたのでしょうか?・・・
雨だと、現場の工事を進める事が出来なく、足場がかかったままでお待たせをして
おりますお客様、大変申し訳ございません。
土曜日頃から天気が回復する予報は出ているようなので、天気が回復次第、早急に完工に向けて作業
を進めさせて頂きます。
今日は、先日完工しました、貫板交換工事と言う工事の施工事例をご紹介させて頂きます。
よく、棟板金が浮いている、棟板金の釘が抜けている、釘が浮いている。などと言われた事はないでしょうか?
そもそも棟板金とは、屋根の頂点にある、三角の板金の事を言います。
棟板金の役割として、中にある貫板と言う板で屋根材をおさえ、上から棟板金をかぶせて雨水の侵入を
防いでおります。
この棟板金を釘で固定しているのですが、約7年~10年でこの釘が浮いたり抜けてしまいます。
原因としては、太陽光の熱膨張や気温低下時の収縮などで、徐々におこってしまいます。
抜けた釘や浮いた釘から中の貫板に雨水が伝わり、貫板の腐食が進む事により、雨漏れにつながってしまいます。
また、最悪の場合、釘が抜けて、棟板金が外れて風で飛ばされてしまう事もあります。
棟板金は、先が尖っている為、落ちたら大変危険です!
そのような事を防止する為にも、屋根の点検や、棟板金の釘、中の貫板の確認が非常に大切となります。
屋根の勾配や、立地によっては、足場がないと作業が出来ない場合などもございます。
弊社では、経験豊富な職人がしっかりと屋根の状態を写真に残し、ご説明させて頂き、最適な工事内容
をご提案させて頂きます。
◆腐食した貫板撤去

◆新しい貫板交換工事中


◆棟鈑金コーキング作業

貫板交換作業については、屋根工事の中では、足場を必要としない場合が多いので、安価で手軽に工事が
可能です。
最近では、木ではなく、樹脂の貫板なども出ておりますので、屋根の状況によっては、樹脂の貫板交換など
も可能です。
また、同時に先日、ご紹介させて頂きました、屋根塗装工事をすると、更に屋根の状態を良い状態で保つ事
が出来ます。
これから梅雨の嫌な時期に、更にコロナウィルスなど、暗いニュースが多いですが、ご自宅にいる事が多く
なったこの時期こそ、ご自宅で快適に過ごして頂く為に、お早めの点検をオススメさせて頂きます。